伊勢名物【利休饅頭】を販売する『藤屋窓月堂』とフレンチレストラン『ミュゼボンヴィヴァン』で立ち上げた新ブランド『月と犬』。
藤屋窓月堂 本館
- JR参宮線五十鈴ヶ丘駅より徒歩約20分
- 駐車場:約10台
- 営業時間:9:00~18:00
- 定休日:無休
- 支払い:クレジットカード可
- HP:https://fujiyasogetsudo.amebaownd.com/
Instagram:https://www.instagram.com/fujiyasogetsudo_the6th/ - 食べログ:https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24001173/
『月と犬』とは?
【フランスの片田舎で続く老舗和菓子屋】という架空店舗をブランドイメージとして、藤屋窓月堂の和菓子をベースにコーヒーやワインなどにも合う和菓子を展開していくミュゼボンヴィヴァンとのコラボ菓子。
2019年発行ミシュランガイド東海にて、ビブグルマンを獲得する『ミュゼボンヴィヴァン』。
出口オーナーシェフの造る和菓子第1弾:干し無花果のどらエピスの紹介。
目次
干し無花果のどらエピス:¥250
この『干し無花果のどらエピス』は、どら焼きの『どら』と、フランス語でスパイスを意味する『エピス(épice)』を組み合わせた造語。
波照間産の黒糖とミュゼボンヴィヴァン 出口オーナーシェフ特製のスパイスが効いた生地に、北海道産小豆の粒あんと、干し無花果のコンポートを挟んで仕上げたどら焼き。
袋を開けた瞬間からスパイスの香りが広がり、口に入れるスパイスの風味がさらに広がります。
たくさんのスパイスが入っているんですが、シナモンとスターアニス(八角)が際立っています。
中に粒あんとコンポートした干し無花果が入っていて、大人の和菓子になっています。
想像とかけ離れたどら焼きなので、クセが強いと思います。
私も1つ目は『これ、美味いのか?』と思いながら食べましたが、慣れてくるとこれはこれで有りなのかなと思います。
しかし、子供には難しいかな。
コーヒーやワインに合う大人の和菓子のコンセプト通りの商品になっています。
『月と犬』の商品はまだこれだけですが、第2弾、第3弾・・・がとても楽しみです。
橙~Daidai~:¥300
『月と犬』の第2弾!
橙には正月のしめ縄や鏡餅などの飾りや、代々栄えるといった縁起を担ぐ意味があり、今回使用したオレンジの皮と、古くから祝いのお菓子として親しまれてきた上用饅頭のイメージを掛け合わせ、『月と犬』の解釈で再構築した新しい饅頭です。
饅頭の生地は、つくね芋(山芋)とココアパウダーと米粉を合わせたものでモチモチしています。
中の餡は、練乳と砂糖漬けのオレンジの皮を刻んだものが入っている黄身餡で風味が良くて、爽やかな余韻が楽しめます。
仕上げにクロモジの木で燻製した松の実を2粒のせて橙に仕上げてあります。
和菓子とフレンチの融合した美味しい饅頭でした。
今後の商品もとても楽しみです。
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