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『AdSense Invalid Click Protector』でGoogle AdSense不正クリック防止

Google AdSenseでWebサイトに広告を設置したら、『アドセンス狩り』から自サイトを守っていきましょう。
サイトがアドセンス狩りの標的となれば、アドセンス広告の一時的な停止処置(30日間)やアドセンスアカウントが無効化され、累積報酬も没収される恐れがあります。

今回はGoogle AdSenseの不正クリックを防止するプラグイン『AdSense Invalid Click Protector』の設定・使い方を紹介していきます。

AdSense Invalid Click Protectorのインストール

WordPressにAdSense Invalid Click Protectorをインストールしていきます。

WordPressダッシュボード > プラグイン > 新規追加 > AdSense Invalid Click Protectorを検索

インストールしたら【有効化】

AdSense Invalid Click Protectorの設定

WordPressダッシュボード > AdSense Invalid Click Protector > General Settings

大事なのは赤枠の部分です。

Set the Ad Click Limit:同一ユーザーからの広告クリック制限回数
Click Counter Cooke Expiration Time (default: 3 hours):連続クリックとしてカウントする時間間隔
Set the Visitor Ban Duration (default: 7 days):連続クリックが発生してから、広告表示を停止する期間

上記の設定の場合、同一ユーザーから3時間以内に3回以上広告をクリックすると、7日間広告表示を停止するという内容になります。

それ以外の項目ですが、【Do you want to use the IP-API Pro key?】【Provide your IP-API Pro key】は有料の設定なので、デフォルトのままで良いです。

【Do you want to block showing ads for some specific countries?】【Banned Country List - Put ISO ALPHA-2 Country Codes (Comma Seperated)】は特定の国の広告表示をブロックする場合に使用します。

Do you want to block showing ads for some specific countries?Yes
Banned Country List - Put ISO ALPHA-2 Country Codes (Comma Seperated)にブロックする国のALPHA-2国コードを入力します。
ALPHA-2国コードは本文中のリンク『this website』をクリックすると別ウインドウで表示されます。

ここも特に設定する必要ないと思います。

設定が完了したら【変更を保存】で完了します。

このプラグイン、これで設定終了ではありません。
正常に動作させるためには、上記の設定とアドセンス広告の簡単なPHPコードをfunctions.phpファイルに追加する必要があります。

functions.phpファイルは編集を失敗するとWebサイトが壊れ、ログインすらできなくなるようです。
非常にリスクが高いので困っていたんですが、色々調べていると安全な方法があるようなので、そちらを紹介していきます。

PHPコードをfunctions.phpファイルに追加

Code Snippetsのインストール

WordPressにCode Snippetsをインストールしていきます。

WordPressダッシュボード > プラグイン > 新規追加 > Code Snippetsを検索

インストールしたら【有効化】

Code Snippetsにコードを追加と広告用ショートコードの作成

WordPressダッシュボード > Snippets > Add New

① タイトルを入力。
② コードを入力
③【Run snippet everywhere】にチェックを入れる

入力するコードは以下になります。

function ad01Func() {
if( aicp_can_see_ads() ) {
$adCode = '
<div class="aicp">
ここにGoogle AdSenseの広告コードを貼り付け
</div>';
return $adCode;
} else {
return '<div class="error">広告の表示がブロックされています。</div>';
}
}
add_shortcode('ad01', 'ad01Func');

これで貼り付けた広告コードが『ad01』という名称でショートコード化されます。
広告コードを複数作成したい場合は上記のコードの『ad01』を違う名称に変更してください。

コードを入力したら【Save Changes and Activate】で閉じます。

これでfunctions.phpファイルにコードの書き込みと広告用ショートコードの準備が完了です。

次に実際に広告用ショートコードを追加していきます。

広告用ショートコードを追加

現在、広告コードを
①見出しの上にディスプレイ広告
②記事の下にディスプレイ広告
③インフィード広告
に設置していますが、それぞれの広告コードを作成したショートコードに変更していきます。

見出しの上のディスプレイ広告をショートコード化

WordPressダッシュボード > AFFINGER5管理 > Google・広告 / AMP

赤枠部にショートコードを入力するんですが、AFFINGER5(WING)では【見出し前に広告挿入】のショートコードは未対応なので広告の設置を諦めました。

記事の下のディスプレイ広告をショートコード化

WordPressダッシュボード > 外観 > ウィジェット

【投稿記事の下に一括表示】のカスタムHTMLのコードをショートコードに変更します。

インフィード広告をショートコード化

WordPressダッシュボード > 外観 > ウィジェット

【広告・Googleインフィード広告】のカスタムHTMLのコードをショートコードに変更します。

AdSense Invalid Click Protectorの監視状況の確認

WordPressダッシュボード > ホーム

Total no. of Blocked Users:ブロックしたユーザーの数
Blocked Users in last 24 hrs:24時間以内にブロックしたユーザー数
Blocked Users in last 6 hrs:6時間以内にブロックしたユーザー数

一番下の緑ボタン【Check All Banned User Details】をクリックすると、ブロックしたユーザーの詳細を確認することができます。

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