【Synology DISKSTATION DS216j】をRAID1で運用して、ここで音楽と動画のデータを【iTunes】を使って管理しています。
RAID1(ミラーリング)で運用しているので【DS216j】の2台のHDDが同時に壊れない限りデータ消滅のリスクは小さくなっているのですが、単純に【iTunes】の同期の失敗で何度かデータを消滅させてしまったことがありました。
こうなってしまうとRAID1も全く意味をなさなくなってしまうんですよね。
今回はこの【iTunes】の同期失敗のリスクに備え、音楽と動画のデータを先日購入したUSB外付けHDD【GW3.5AM-SU3P/S】にもう一つバックアップしておいて【iTunes】の同期失敗に備えます。
-
関連記事【玄人志向 GW3.5AM-SU3P/Sレビュー】¥2,000台で購入できるコンパクトなUSB外付HDDケース
今回はNAS内の一部データをバックアップする目的で購入したHDDケース【玄人志向 GW3.5AM-SU3P/S】をレビューしていきます。 GW3.5AM-SU3P/Sについて ¥2,000台で購入でき ...
続きを見る
目次
Synology DISKSTATION DS216jと外付けHDDを接続
【Synology DISKSTATION DS216j】の背面【写真4】の【USB 3.0ポート】のUSB端子に外付けHDDを接続します。
接続をしたら外付けHDD【GW3.5AM-SU3P/S】の電源をON
DSMへログインして外付けHDDがマウントしていることを確認する
【Synology DISKSTATION DS216j】に外付けHDDの接続が完了したら、DSMへログイン。
すると、画面の右上に『外部デバイス』のアイコンが表示されます。
コントロールパネル > 外部デバイス
こちらからも接続状態が確認できます。
外付けHDDへのアクセス権限を設定していきます
コントロールパネル > 外部デバイス > 【設定】をクリック
アクセス権限を設定していきます。
設定が完了したら【OK】をクリック。
アクセス権があるユーザーで【File Station】を開くと外付けHDDにアクセスが可能になります。
データを外付けHDDへバックアップ
パッケージセンター > Hyper Backup
【開く】をクリック。
バックアップ先の設定画面が開きます。
【ローカルフォルダ & USB】を選んで【次へ】をクリック。
バックアップタスクを作成します。
【バックアップタスクの作成】にチェックを入れる。
【共有フォルダ】:バックアップ先の外付けHDD【usbshare1】を選択。
【ディレクトリ】:適当な名前を付けます。
指定が完了したら【次へ】をクリック。
バックアアップするアプリケーションを必要に応じて選択して【次へ】をクリック。
バックアップのタスク名を設定し、必要に応じてその他の設定をしていきます。
【ファイル変換の詳細なログを有効化】:ストレージ容量がより必要になるのでOFF
【バックアップスケジュールを有効にする】:週1回(毎週水曜日)
【整合性チェックのスケジュールを有効化】:バックアップしたデータが復元可能かチェックをします。
設定が完了したら【次へ】をクリック。
バックアアップローテーションを設定します。
【バックアアップローテーションを有効にする】をON
【古いバージョンから】をONにする。
維持するバージョンが最大数【256】を超えた時点で古いバージョンから削除されていきます。
設定が完了したら【適用】をクリック。
今すぐバックラップするか聞いてくるので【はい】をクリック。
バックアップが開始します。
バックアップが完了して成功すると以下の画面になります。
これでバックアップは終了です。
バックアップの設定変更
ここまでがパックアップの設定ですが、運用中に設定を変更したい場合は以下を参照してください。
赤枠の【タスク設定】をクリック
すると以下のウインドウが開きます。
バックアップの初期設定で設定した内容が表示されます。
赤枠部のタブを切り替えるとそれぞれ設定ができるので、必要に応じて再設定を行い【OK】で閉じます。
以上が外付けHDDへのバックアップの設定になります。
私と同じように外付けHDDへのバックアップを検討している人は参考にしてください。